バイクを購入してからスパークプラグを見ていない事に今更気が付きました...
確認したら大分錆びてたので、交換しました。整備記録を備忘録として残しておきます。
整備は自己責任でお願いいたします。
スパークプラグ交換の前準備~タンクをずらせるようにする~
VTRはV型エンジンなので、スパークプラグが2つあります。(下記赤枠2つ)
車両前方側のスパークプラグは見やすいところにあるのですぐ外せますが、車両後方に取り付けられているスパークプラグは外させる気が無い位置についてます...
車両後方のスパークプラグを隙間から外せないかと色々試行錯誤しましたが、外れる気がしなかったのでタンクを少し外し、ずらして作業することにしました。
ちなみにこちらの方はリアブレーキのリザーブタンクを外して作業をしてましたが、私にはうまくできませんでした...
また、今回は横着してしまいタンクを外さなかったですが、タンクを外して作業をする場合は以前書いた下記記事を参照してください。
前置きが長くなりましたが、ここから作業の内容です。
まず初めにシートを外してサイドカバーを外します。
(前回補修しましたが、また爪が割れてしまいました。。。やっぱり駄目ですね)
画像は省略しますが、反対側のサイドカバーも外してます。
次にタンク手前側のトルクスを外します。
これはトルクスレンチという特殊な工具が必要です。
(前回の記事にも書きましたがT40というサイズです。)
次にタンク前方の2つのねじを外します。(確か8mmでした)
これでタンクをずらせるようになりました。
こんな感じでタンクをずらします。これで上から手が入るようになったのでプラグコードを外せるようになりました。
プラグ交換をする
まず初めに後ろ側のプラグを交換します。
最初にプラグコードを外します。プラグコードが汚れていたので、一応きれいにしました。(性能には全く影響がありませんが。。。)
次にプラグレンチを使ってプラグを外します。
プラグレンチは車載工具のものを使いました。
プラグレンチにエクステンションバーを付けて作業をします。
最初はラチェットで緩めて、そのあとはクイックスピナというものを付けて緩めていきます。(クイックスピナが無くても作業はできますが、工具は動かせる隙間が少ないので、時間がかかってしまいそうです。)
↓今回使用したクイックスピンナ
外したスパークプラグです。
焼け具合はNGKのホームぺージに記載のものを参考にしました。
これと比較するとちょっと焼けぎみの良好ですかね?
プラグの焼け具合は問題なさそうでしたが、プラグの根元が錆びてる?のが気になります。
今回購入した新しいプラグとの比較です。
最初はイリジウムのプラグを買うつもりでお店に行ったのでしたが、MotoDXという新しいプラグが出ていたのでちょっと高かったですが衝動買いをしてしまいました。
イリジウムプラグより加速・燃費ともに向上しているみたいです。
ちなみに純正のスパークプラグの型番はCR8EH-9というものです。
取り付けは取り外しと逆の手順で行います。(挿しずらくてめちゃくちゃ苦労しました...)
取り付けの際にスパークプラグが奥まで挿さっているか確認してください。
奥まで挿さると"カチカチ"という音がします。ちゃんと挿さっている場合の画像を載せるので、参考にしてください。
同様の手順で車両前方側も交換します。
こちらは簡単です。
プラグコードを外した後に、プラグレンチを使ってプラグを外します。
後ろ側はクイックスピナを使いましたが、前側は板ラチェを使いました。
板ラチェの方が早く外せた気がします。
こちらが外したプラグと新品プラグの比較です。
前側の方が錆びがひどいです。
多分前方の方が水に晒される確率が高いからでしょうか。
取り付けは逆の手順で行いました。
トルクレンチを持っている人でしたら10~12 N・mで締めてください。
持ってない人はガスケットが取り付け座にあたってから下記回転角で締めてください。
プラグの取り付け方より引用
また、NGKのサイトにプラグ取り付け時のトラブル例と対策が記載されていたので、
はじめてプラグ交換をする人は対策に書かれていることを意識して作業をするといいかもしれません。
プラグ取付時のトラブル例より引用
最後にタンクを元に戻して作業は終了です。
試走したかったのですが、今日は天気が悪そうなので後日にしたいと思います。
また、今回交換したスパークプラグは燃費向上するらしいです。
普段給油する際に燃費計算をしているので、交換後どのくらい燃費向上したか調査したいと思います。(交換前の平均燃費:25 ℓ)
作業日:2020/08/12
走行距離:17286 km
走行距離:17286 km
(2022/02/16 追記)
2020/8/12 ~2022/2/2までの燃費の平均を求めたところ28 ℓでした。少しは燃費が上がってるっぽいです。(ジムカーナをさぼってたりするのもあるのかもですが。。。)
(補足)スパークプラグの寿命
スパークプラグの寿命は2万 km(イリジウムで10万 km)だと思っていたのですが、これは4輪だけだと初めて知りました。
二輪車は5000 kmで交換みたいなので、交換時期を大分過ぎての交換になってしまいました。。。
ちなみに今回購入したMotoDXというプラグは1万 km近くいけるみたいです。
イリジウムの倍持つということで、値段を考えればお得だと思います。
MotoDXプラグより引用
(補足)スパークプラグの品番の見方
NGKのホームぺージに記載があったので、紹介します。
純正のスパークプラグの品番はCR8EH-9です。
上記表を元にすると
C:ねじ径Φ10、HEX 16
R:レジスター
8:熱価が8
EH:ねじ長が19の半ネジ
-9:火花ギャップが0.9
となりますす。
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