【Windows10】Raspberry Pi にリモートで接続する方法

学生時代にRaspberry Pi Zero Wを購入したものの、OSを入れただけだったので、設定の続きとしてWin10からラズパイにリモート接続できるようにしたので、備忘録として残しておきます。

ちなみにラズパイのOSはRaspbianです。

ラズパイ側の設定

参考にした記事ではxrdpをインストールするだけでリモート接続が可能みたいだったので、とりあえずこれをインストールします。
sudo apt-get install xrdp
でインストールできます。(下記図参照)
途中で確認が出てきますので、yを入力して続行します。
一応xrdpはインストール出来たのですが、これだけだはリモート接続できませんでした。

さらに調べてみるとVNCサーバーソフトウェアのインストールも必要らしくtightvncserverもインストールしました。
インストールは先ほどと同様にsudo apt-getで出来ます。(下記図参照)
こちらも途中で確認が出てきますので、yを入力して続行します。

最後にリモート接続する際に必要となるラズパイのIPアドレスを調べます。
IPアドレスは「ip a」で調べることが出来ます。(下記図参照)
下記図の赤枠の部分に書いてあるIPアドレスを後ほど使用します。

一応これでラズパイ側の準備は終了です。

(追記)

上記の方法でもIPアドレスを調べることが出来ますが、画面右上の電波マークにマウスオンするだけで、見ることが出来るみたいです。(下記図参照)

個人的にはこっちのほうが楽な気がしますね。

Win10側の設定

win10に標準で入っているリモートデスクトップを使用します。
メニューから「リモート」と調べると出てくると思います。

下記図のコンピュータの所に先ほど調べたラズパイのIPアドレスを入力することでラズパイにリモート接続が出来ます。
この時、上図赤枠で示したオプションの表示からラズパイのユーザー名を入力しておくとリモート接続した際に自動的にユーザー名を入力してくれるので楽です。


リモート接続をすると下記のような画面が出てきます。
(オプションでユーザー名を入力している場合はusernameが自動的に入力されています。)
ここにusernameとパスワードを入力すれば終了です。

使った感想

気になった点が3つあります。
  1. ラズパイ側とwin10側が独立に動作している感じ
  2. 直接ラズパイを操作するより動作が遅い?
  3. カーソルが×となっている

1つ目についてですが、例えばラズパイ側でブラウザを開いても、win10側ではそれが見えないという状態で、ラズパイ本体とリモート接続で独立して動いているという印象があります。

個人的にはラズパイ側の動作とwin10側の動作が一致して欲しいです...
(理由はわからないので、今後勉強していきます。)

2つ目についてですが、直接操作するより少しラグがあるように感じます。
リモート接続なので仕方がないことだとは思いますが...

3つめについては、カーソルがなぜか×になっています。
少し気になりますが、動くのでとりあえずこのままでいきます。
(2021/10/30追記 別のラズパイで今回と同じセットアップしたところ、カーソルが×じゃなかったので、修正されたかもしれません。)

(追記)

VNC接続をすることでラズパイの動作とリモートデスクトップの操作が一致するようになりました。

通常はVNC接続するにはラズパイの設定からVNCを有効にする必要があるのですが、初期設定では有効にすることが出来ませんでした。

同様の症状が出ている人がいたみたいで、下記記事を参考にVNC接続を出来るようにしました。
(参考リンク:RasbianのVNCを有効にできない

後はWin10側でVNC Viewerを入れてそれでラズパイに接続します。

初めてVNCで接続してみましたが、ファイル転送とかするのでしたらリモートデスクトップの方がやりやすい気がしました。

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