作業自体は議記事にするほどではないのですが、備忘録として残しておきます。
純正バッテリー・今ついているバッテリの型番を調べる
本来であれば今ついてるバッテリーと同じものを購入すればいいのですが、このバイクはヤ〇オクで購入したものなので、基本信用していません。
パーツリストをもとに純正バッテリーの型番を調べます。パーツリストは下記サイトで調べることができます。
純正バッテリの型番は「ytz7s」だとわかりました。
続いて、今ついてるバッテリの型番を確認します。
バッテリはシートを外せばすぐに見えます。
今ついているバッテリの型番は「FTX4L-BS」なので純正とは違うバッテリが付いていることがわかります。
バッテリは型番が違っても互換性がある場合があるので、次に型番の見方を調べます。
バッテリの型番を調べる
今ついているバッテリについて
今回は下記サイトを参考にしました。
番号 | 記号の意味 | 内容 |
---|---|---|
1 | バッテリーの種類 | VRLA高性能バッテリーの表記 (YTR、YTZ、YT等もあります) |
2 | 10時間率容量 | 10時間率の公称容量を表します |
3 | 極性 | バッテリーの極性を表す。 (+と-のタイプ) |
4 | 端子形状 | 端子形状を表す。 B付:ボルト両締式 B無:ボルト正面締式 |
5 | スーパーシールドMF | メンテナンスフリーシールドタイプ (ワンプッシュ注液方式) |
(バイク(JIS規格)バッテリーの型番の見方より引用)
今ついているバッテリの表記がこれに則っていたので、これを元にします。
(他の表記方法もあるので、私と違うバッテリ表記の人は参考URLよりご確認お願いいたします。)
1番について、バッテリの種類になっていますがメーカー名みたいです。
今ついているFTXは古河電池のものみたいです。
2番の数字ですが、10時間率容量です。10時間率容量を知らなかったのですが、上記サイトに記載がありました。
オートバイ用バッテリーは「10時間率(10HR)」という基準で表記されています。
例えば、10時間率「10Ah」は1Aの電流を10時間流すことができます、という意味になります。
(1A×10h=10Ah)
今ついているバッテリは"4"なので、0.4Aの電流を10時間流すことができます。
(バッテリには3Ah(10HR)という表記があるので、実際は0.3Aの電流を10時間なんですかね?)
3番の極性については極性です。車と同じならプラス端子側から見てどちらに端子が付いているかです。今回はプラス端子側から見て左側についているので"L"となっていると思います。(間違ってたらすいません...)
"プラス端子側から見て"という言葉がわかりにくいので、下記動画を参考にしてください。
4番の端子形状についてですが、端子形状を表しているみたいです。両締め式と正面締式があるみたいですが、違いがわかりませんでした....
とりあえず両締め式を購入します...
5番はメンテナンスフリーのシールドタイプみたいです。これもよくわかりませんでした...
純正バッテリについて
続いて純正でついていたバッテリですが、型番の表記が今ついているものと異なります。
調べてみるとリチウムイオンバッテリの表記みたいです。
基本的に先ほど紹介した見方と同じらしいですが、メーカごとに違うみたいです。
推測になりますが、最初の三文字"YTZ"がメーカ名でGSユアサを指します。
次の数字が10時間率容量で今回ついているバッテリは"7"なので7Ah(10HR)だと思われます。最後のSはシールドタイプだと思います。
純正バッテリと今ついているバッテリを比較すると10時間率容量を下げていることがわかります。下げている理由としては値段が安いからだと思います
(純正品は1万円するが、今回ついているのは3000円程度なので)
純正バッテリと今ついてるバッテリの比較
純正バッテリと今ついているバッテリの違いは10時間率容量以外にもあります。
調べたのでまとめました。
今ついてるバッテリは容量が小さいためか、サイズが全体的に小さくなっています。軽量化されてますね。
とりあえず純正に戻したいですが、純正は高いので互換品を購入します。
今回購入したバッテリはこちらです。自分が知らないメーカのものだったので、調べましたが、国内品と大差ない性能みたいですね。
また、購入するときは「初期補充電つき」というやつにしたほうがいいです。
そうじゃないのは安いですが、自分で充電する必要があります。
バッテリ交換
取り外し
前置きが長くなりましたが、いよいよバッテリ交換です。
ゴムバンドで固定されているので、まずバンドを外します。
次にバッテリーの端子が接続されているねじを外します。
ねじは外す順番があるので、注意してください。
必ずマイナス→プラスの順で外してください(下記図赤丸→緑丸の順)
先にプラスを外すとショートしてしまう可能性があるので、危険です。
詳しくは下記リンクを参照お願いいたします。
また、外す際の注意点としてターミナルナットというのが落ちやすいので、気を付けてください。(下記画像のナット)
ちなみにですが、バッテリを外すとバイクに記憶されているメモリがリセットされます。
リセットされるといってもVTRの場合はトリップメータや時計ぐらいですが...
もし、リセットされるのが嫌な人はメモリーバックアップという商品があるので、そちらを使ってください。
新旧バッテリ比較
取り外したバッテリと純正互換品のバッテリの比較です。
純正互換品のバッテリの方が大きいこともあり、やはり重たいです。
特にこだわりがなければ純正互換品でもいいですが、軽量化を考えるなら今ついてるバッテリでもいいかもしれないですね。
取り付け
続いて取り付けです。ねじの順番が取り外しの時と逆になるので、注意してください。
プラスを付けてからマイナス端子を付けます(下記、緑丸→赤丸の順番)
理由は先ほどと同じなので、省略します。
こちらも取り外しと同様にターミナルナットが落ちやすいので、注意してください。
ターミナルナットが落ちてしまった場合
私が作業するときにターミナルナットを落としてしまったので、作業記録を残しておきます。(落ちやすいと分かっていても落としてしまいますね...)
私が落としてしまった場所は下記赤枠のフレームの下です。
手や工具も入らなかったので、リアカウルを外しました。
リアカウルはヘックスで取り外します。
二本ねじを外してください。
そしたらヘックスを2つ外したらリアカウルを車体後方方向へスライドさせます。
(カウルのつめが下記のようになっています。)
私の場合は取り外す際にターミナルナットが落ちてきましたが、落ちてない人は下記図の所に引っかかっていると思うので、工具などを使って取り出してください。
ちなみに古いバッテリの廃棄についてですが、新品バッテリを店頭で購入した場合はそのお店で無料で引き取ってくれる場合が多いです。
私のようにオンラインで購入した人が、カー用品店やバイク用品店で引き取ってもらおうとすると有料となる場合が多いです。(500~600円程度?)
ピットがあるガソリンスタンドなら古いバッテリを無料で引き取ってくれる場合があるので、一度確認してみるといいかもしれません。
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