はじめに
今まで私はMACアドレスは機器によって一意に決まるもの(マイナンバーのようなもの)だと思っていましたが、下記記事でMACアドレスを再利用が結構されていると紹介されてました。
私の理解が足りてない部分があると思うので、そもそもMACアドレスって何かから調べてみました。
MACアドレスを知る前にOSI参照モデルについて調べる
OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルはISO規格で策定されたコンピュータの通信機能階層構造に分けて分割したモデルのことです。
(OSIのちゃんとした略称を初めて知りました。最初ISOを逆から読んだだけだと思ってました...)
OSI参照モデルでは階層が7層定義されており、各階層の役割は次の通りです。
MACアドレスのイメージとして天皇州アイル駅にいて、ささしまライブ駅に行きたい場合の乗り換え例がわかりやすかったので紹介します。
IPアドレスとMACアドレスの関係[2] |
まず最初に最寄り駅の天王洲アイル駅に行って駅員にささしまライブに行きたいですと尋ねるととりあえず浜松町駅に行ってくださいと伝えられます。次に浜松町駅に行き駅員にどこ行けば行くと品川駅に行ってください。電車の乗り換える毎に駅員さんに目的地を教えて貰います。
MACアドレスって重複してOK?
"MACアドレスとは"とGoogle検索して一番上に出てきた記事[3]によると 次のような説明があります。
MACアドレス(Media Access Control address)は、ネットワークカード(パソコンやルータなどのネットワーク機器)に付いている番号です。全世界でMACアドレスが重複することはありません。(ただし、MACアドレスを変更するソフトウエアなどもあり、意図的に変更した場合は重複することがあります)
イメージとしてはマイナンバーカードみたいにハード(ネットワークカード)毎に割り振られているのであってそうですね。
マイナンバーカードの場合は重複は許されないですが、MACアドレスは重複してもOKな場合もあるみたいです。まず初めにNGの例について紹介します。
MACアドレスが重複するとダメなパターン[4] |
スイッチはどのポートに何番のMACアドレスがつながっているかを理解する仕組みがあるのですが、同じVLAN内で重複してしまうと接続されているポート番号がタイミングによって変わってしまいます。
先ほどの電車の乗り換えの例に戻りますが、天王洲アイル駅から浜松町駅に行くのに、ある日は1番線に乗ってくださいと紹介されますが、別の日には2番線の電車に乗ってくださいと紹介されてしまうイメージですかね?
OKな例については下記の通りです。
OKな例[4] |
②については駅は同じだけど、路線が違う同名の駅に行く感じですかね。
(山の手線の新宿駅と中央線の新宿駅が分けている感じですかね?)
以上のことより。同じルータ内の同じVLAN内でMACアドレスを重複してなければ問題ないと思われません。
まとめ
MACアドレスは基本的にユニークで定められていますが、重複している場合もあるそうです。MACアドレスが重複していても同じネットワーク内でなければ問題ないと思います。
また、調べた情報を元にまとめたので合ってるか不明です。
もし間違っている箇所があれば教えていただけると幸いです。
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